2023年4月24日、D3 Yeamsuksawat君の「炭化キチンナノペーパーの光熱変換特性」に関する論文がNanomaterials誌にアクセプトされました。
おめでとうございます!
カニ殻由来のキチンナノファイバーを用いて多孔質ナノ構造体を構築し、適切に炭化してカーボンにすることで、優れた光熱変換特性を達成したものです。
キチンナノファイバーの優れた熱安定性(炭化してもナノファイバー形状を保つ構造安定性)と炭化後に形成する窒素ドープカーボン構造が、優れた光吸収と光熱変換特性に寄与します。
Chitin-Derived Nitrogen-Doped Carbon Nanopaper with Subwavelength Nanoporous Structures for Solar Thermal Heating
T. Yeamsuksawat, L. Zhu, T. Kasuga, M. Nogi, H. Koga*
Nanomaterials (2023), in press